ホームページ製作会社に依頼して、お金をかけて立派なサイトを製作したのにもかかわらず、公開してみたら問い合わせや商品が売れない。
そう悩んでいる中小企業・個人事業主は多いです。
こういった売れない理由の一つとして、ホームページでやりがちなターゲットの間違いがあります。
今回は売れない理由をなぜなのかをお伝えすると同時に、売れるホームページにするためにチエックすべきポイントも5つに分けてお話していきます。
※ここでお伝えしているターゲットとは、あなたの商品やサービスを購入してもらいたいユーザーのことをいいます。
目次
綺麗で立派なホームページを製作したのに売れないのはなぜか
あなたが、どんなにこだわってホームページを改良したり、綺麗なホームページをweb製作会社に作成してもらっても「結果」が出なければ何かが間違っています。
また、綺麗なホームページ自体にはそれほど価値はありません。
綺麗なホームページや立派なホームページ=売れるは必ずしも比例しないからです。
業種によっては、汚いホームページや古くさいホームページがユーザーから見て良い印象を持たないことも勿論ありえますが、そこまで綺麗なホームページじゃなくても結果が出ているホームページは世の中には無数にあるのです。
あなたが、ホームページを持つ理由とは何か?
名刺代わりやなんとなくホームページを持っておいたほうがいいと思って製作したのであれば問題はありませんが、ビジネスとしてホームページを運営しているのであれば「売れるホームページ」でなければいけません。
まして、ホームページ上で商売をしているのであれば死活問題です。
現状で売れないということは何かに問題があるということであり、その問題を洗い出していくことが大切です。
それでは一体、どこに問題があることが多いのでしょうか?
8割のホームページはターゲットの間違いで売れない
売れないホームページには結果がでない理由がいくつも存在しますが、8割のホームページはそもそもターゲットを間違っている、あるいはターゲットありきでホームページを製作していない場合が多いです。
売れるホームページにするには、本来はそのターゲットの都合に合わせてホームページも最適化していくことが求められます。
ここでは最適化するために必要なチエックポイントを5つお伝えします。
該当する箇所があれば改善できないか検討してみましょう。
チエック1:ターゲット都合で製作していなく、自分都合で製作している
多くのホームページでありがちでずが、社長や会社のこだわりをホームページに最大限反映するサイトというのは「売れないホームページ」に陥る典型的なパターンの一つです。
なぜなら、ターゲットが求めているのは「自分にとってメリットがあるか」、「自分の悩みを解決したいことが書いてあるか」など損得で無意識にネット上で検索しているからです。
なので、どんなに社長のこだわりや綺麗なホームページをターゲットがみたところで、自分にとってメリットのある情報が書いていなければ何も行動をせずに去っていくのです。
こういったユーザーは最悪、2度とあなたのホームページには訪れません。
チエック2:ターゲットが日本なのに英語表記のホームページ
ホームページをクリエイティブにしようとするあまりに、文字に英語やローマ字を使って、一見するとよくわからないホームページになっているサイトは意外と多くあります。
しかし、あなたのターゲットとしている見込み客が国内のみであれば英語やローマ字を安易に使わずに、日本語でわかりやすいようにする必要があります。
なかには、英語で羅列したホームページになっていたのを、日本後に改善しただけで問い合わや資料請求が増えるということもあります。
また、ターゲットの年代やネットリテラシーに応じ、仮に高齢者の方やネットに不慣れな方が見ている業種であれば、尚更ですがクリエイティブよりもわかりやすさに配慮していく必要があるでしょう。
わかりにくいというのは、それだけでユーザーにとってストレス、不快になります。
チエック3:ターゲットが、ホームページ上で何を行動すればよいのかわからない
ホームページをターゲットが閲覧して興味を持ったのにも関わらず、問い合わせ先がどこにも書いていなかったり、わかりづらいというサイトは多くあります。
実は、このわかりにくいというストレスが行動をせっかく起こそうと思っていたターゲットの気分を変えてしまい、そのまま違うサイトへ離脱というパターンは多いものです。
電話番号や問い合わせフォーム、購入ボタンなどを目立つ場所に配置されているのか確認しましょう。それを改善するだけで問い合わせが増えたり、売上があがるケースはよくあるからです。
チエック4:ターゲットにとって欲しい情報が書いていない
チエック1でもお伝えしましたが、自分にとっての問題を解決する情報やメリット、得する内容がホームページに書いていないと売れるホームページにはなりません。
あなたが、何かネット上で商品を購入した時のことを思い出してみてください。
必ず、購入するまでに自分にとってそれを手に入れることでメリットがあるか、損がしないかどうか、問題を解決してくれるかどうかなどリスクがないかどうかをよく考えたうえで購入をするはずです。
しかし、売り手に回ると当たり前の感情が、わからなくなってしまいます。これは盲点です。
もし、ターゲットにとって、何も行動を起こしたくなるような情報がホームページに書いていない場合は、思わず行動したくなるようなオファーをサイトに設置できないか検討してみましょう。
オファーの作成方法・例
●無料相談
●購入後●日間返金保障
●購入前の電話相談/個別相談
●商品やサービスの購入を検討しているターゲットを想定して、資料請求をサイトに設置
●説明会の開催
●セール/期間限定割引
他にもないか紙に書くなど、この機会を利用してブレストしてみましょう。
チエック5:ターゲットにとって信頼のできる情報が載っていない
ホームページをみても販売責任者や社長・スタッフなどの顔が出ていないなどの「誰が商売をやっているのか」わからないホームページは世の中には多々あります。
しかし、ターゲットの立場から考えてみてください。
お金を支払うのに、販売者やスタッフの顔がわからない、何一つ書いていなければ信用できないはずです。
これは特に商品やサービスが高額になればなるほど、ホームページ上でこの人物や会社は信用できるかというのを様々な角度からターゲットは判断しています。
特にあなたが、自分を商品として売っているビジネスの場合は、実名や顔写真をホームページに載せることができないか検討しましょう。
ネット上でいかに信頼してもらえるかどうかが、売れるホームページ、売れないホームページの2極化にも繋がるからです。
店舗とは違い、顔の見えない世界でもターゲットの心理的な不安を取り除く施策は常に考えていったほうがよいでしょう。
まとめ:ミスマッチをいかに減らしてくかが売れないからの脱却
売れないホームページはターゲットにとって、わかりにくくメリットや欲しい情報が載っていないホームページです。
あなたも自分がお金を支払う「買い手の立場」になればわかることだと思います。
売れるホームページにするには、ターゲットからの信頼を獲得していき、魅力的な情報やメリットのある情報を書いていく、発信していくことがポイントです。
また、一目でホームページをみたときに、わかりづらいというのもいけません。これらの要因が積み重なると、ターゲットと売り手の合間にミスマッチが生まれます。
ミスマッチをなくし、価値を伝える工夫と努力を日々していきましょう。