ブログを日々書いているにもかかわらず、なかなか思うようにアクセス数が増えなかったり、集客や問い合わせの反響がない。
あなたがビジネスとして、ブログ集客をしたいと思っているにもかかわらず、成果が出ないのは辛いですよね。
そこで今回は、ブログで集客できない場合にチエックすべきポイントを3つに分けて詳しくお伝えいたします。
目次
ブログ集客する目的とは何か
まず、あなたに質問があります。
なぜ、あなたはブログを活用して集客する必要があるのでしょうか?
というのも、何の目的もなしにただやみくもにブログを書いているのは、はっきりいって時間の無駄だからです。
実は、目的もなしに、一番忙しくて利益を生まなければいけないはずの社長や起業家が自ら一生懸命にブログを書いていることって以外とあります。
「なんとなく」「とりあえず日々のことを書いている」「クライアントがブログを見ているから」等と曖昧なゴールのまま惰性でブログを書いている社長は多いからです。
残念ながらこのような状態だと1年後も成果が出ずに今のままです。
そうならないためにも、なぜあなたはブログで集客したいのか目的を明確にする必要があるのです。
●ブログからメールマガジン登録を増やすため
●ブログから資料請求や問い合わせを依頼を獲得するため
●ブログに広告を貼ってクリック課金で稼ぐため
●あなたの提供している商品やサービスをの価値をブログでユーザーに届け、自社の商品やサービスを購入してもらうため
等々、おそらく何かしら利益につながる目的があってブログを運営しているはずです。
なぜ、ブログで集客する必要や目的があるのかという質問を自分自身に問いかけてみましょう。
目的が決まったうえで、ブログで集客できないポイントをチエックしていく必要があるのです。
ブログ集客できない場合のチエックポイント1:記事の内容、質が悪い
当たり前ですが、ブログ記事の内容が悪ければ集客できません。
もしあなたの運営しているブログが記事数は多いのに、思うようにアクセス数が伸びていないのであれば、記事の内容・中身を疑ってみる必要があります。
ブログ集客するには、あなた狙ったキーワードで上位表示が必要であり、ユーザーにとって役に立つ記事、参考になる記事を書いていくことがブログ集客ができる近道だからです。
集客するには、狙ったキーワードでGoogleやYahoo!で検索して10位以内(1ページ目)に表示されないとなかなかアクセス数は見込めません。
そうなると、記事の内容・質+Googleに好かれる記事を書いていく必要がありますが、現在は手っ取り早く上位表示をする方法というのはありません。
昔は検索エンジンをだましてツールや小手先のテクニックを利用し、記事の中身のないブログが上位表示されるという現象もありましたが、今はそういう時代ではなくなっています。
また、業者やコンサルタントにそういった手法を勧められても断りましょう。
最悪の場合は、Googleからペナルティを食らって、あなたのブログやサイトが検索圏外に飛ばされてしまいます。
こうなってしまうと戻すのはかなり大変です。
話を戻します。
試しに、あなたが気になることや知りたいことで、Googleで実際にキーワードを入れて検索してみましょう。
1位から10位まで表示されているサイトはブログサイトや自分の気になることや知りたいことを解決するサイトが羅列しているはずです。
まだまだ完璧とは言えないものの、Googleは絶えずユーザーにとって役に立つサイトを上位表示にしようとします。
また、あなたがこれからブログを立ち上げて集客していきたいのであれば、まずはブログを立ち上げる目的が何かを決め、最低でも記事は50記事~100記事を3か月から半年で公開するのを目途に頑張りましょう。
やはり、ブログからある程度のアクセス数を集めるには記事数が必要であり、1記事あたり最低で2000文字~3000文字を目安にユーザーにとって役に立つ記事を書いていくことが成果への近道になります。
文字数はやはり多いほうが検索上位表示対策のうえでも有利と言われていますが、2000文字以上が厳しいようであれば、慣れるまでは1記事につき1000文字以上を目安に書いてみてください。
ブログ集客できない場合のチエックポイント2:検索キーワードをベースに記事を書いていない
あなたが、どんなに自分の書いた記事が多くの人に読まれる思って書いた自信がある記事も、いざ公開するとあまり読まれない(アクセスのない)記事であるということは多々あります。
逆にあなたが、あまりこれは多くのユーザーにとって万人受けしない記事だと思って公開して、蓋をあけてみれば予想以上に多く読まれる(アクセスのある)記事になるということも多々ありえる話です。
ですが、こういった運頼みではなく、意図的にアクセス数のある記事を戦略的に量産していくほうが当たり前ですがビジネスとして効率が良いはずです。
そのためには、記事をかく以前にネット上でそのキーワードがどれだけ検索されているのか?
Googleが提供している、「Googleキーワードプランナー」を活用して検索のニーズをチエックしてみましょう。
https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/#
※Googleキーワードプランナーを活用するには、Googleアドワーズ広告のアカウントを開設する必要があります。開設自体は無料でできます。
①アドワーズ広告をすでにお持ちの方は、ログイン後に上部の画面の右にある「運用ツール」をクリックしてください。
②運用ツールをクリックすると、メニューが出てくるので下から3番目の「キーワードプランナー」をクリックします。
③次に、上から一番目の「→フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用してキーワードを検索をクリック」します。
④該当箇所に、あなたの調べたいキーワードを入力しましょう。ここでは例として「マーケティング」と入力
キーワードを入力したら下の画面にある「候補を取得」をクリックします。
⑤そうすると、マーケティングという言葉に対して月間の予想検索数が出てきました。
左から月間平均検索ボリュームが40500、競合性が低(低・中・高の三段階あり)、入札単価461円(ネット広告を出稿した際のワンクリックあたりのクリック予想金額)が表示されました。
このなかでブログを書く際に特に参考になるのは、月間平均検索ボリュームの部分です。
Googleで40500回と出ているので、Yahoo!と合わせて月間で8万回程度、マーケティングという言葉でユーザーに検索されているという予想がつきます。
このように、あなたが書きたい記事のテーマが実際にネット上で検索されているキーワードなのか、そうでないのか大体の予測を立てることが可能なのです。
ですが、始めのうちはGoogleキーワードプランナーで、月間平均検索ボリュームが1000以上で狙っていきましょう。
当たり前ですが、検索ボリュームがそれだけ多いということは、そのキーワードで上位表示に成功すれば、かなりのアクセス数を稼ぐことができます。
しかし、ライバルもすでにそれは知っており、競合やプロがこぞって上位表示対策をしているので、なかなか勝てません。
ですので、最初はそこまで検索ボリュームがないキーワードから記事を増やしてアクセス数を稼ぐ必要があるのです。
また、今回は例としてマーケティングというキーワードで検索してみましたが、マーケティングというキーワードであれば、集客に適している言葉とは言えなく、広い言葉になってしまうので、「マーケティング手法」(月間検索数1000回)、「マーケティング会社一覧」(月間検索数110回)など、あなたが見込み客に行動してほしい具体的なキーワードから洗い出し、それをもとに記事を書いて上位表示できないのか検討しましょう。
具体的なユーザーが行動するキーワードや、一単語ではなく複合キーワードになることによって、月間検索数がおのずと少なくなりますが、売れるキーワードであることが多々あります。
例えば、緊急性が要するキーワードであれば、季節にもよりますが「エアコン 故障」、「鍵 紛失」等々。
こういった日常でも緊急性や困った際に具体的にネット上で検索しているユーザーというのは今すぐ業者に依頼して相談したいと考えている層です。(あくまでも参考例です)
例えば、税理士のホームページを運営している場合、税理士というキーワードでは月間ボリューム数は多いが上位表示するのは難しく、一単語なので具体的ではありません。
しかし、「税理士 相談」や「東京 税理士 見積り」などの検索ボリュームは少なくても、ユーザーが具体的な行動を起こすキーワードであればアクセス数は少なくても、十分な集客、問い合わせは獲得できるのです。
是非、あなたのビジネスにあったキーワードから色々と探してみてください。
ここまでお伝えすればわかると思いますが、逆に全くネット上で検索されてないキーワードや、あなたが作った造語のキーワードで上位表示に成功しても、検索ニーズがなければだれにも検索されません。
どんなに良い記事を書いても記事を読まれることはないのです。なので、月間検索数のリサーチは必ずするようにしましょう。
Googleキーワードプランナーだけではなく、Yahoo!プロモーション広告でも「キーワードアドバイスツール」という機能があるので、興味のある方はこちらも試してみてください。
Googleアドワーズ広告同様にアカウントを開設する必要がありますが、開設後は無料で利用可能です。
http://promotionalads.yahoo.co.jp/
ブログ集客できない場合のチエックポイント3:継続力がない、長続きしない
ブログ集客ができない場合にチエックすべき3つ目のポイントは、成果が出るまえにブログを辞めてしまう(あきらめる)ことです。
実はこれが非常に多いパターンです。
ブログ集客、アクセスを集めて成果に繋げるには時間と労力をある程度費やす必要があります。
しかし、多くの社長や経営者はこの成果がでるまでの我慢が苦手です。
早く成果を出したいのは勿論誰だってビジネスをやっていれば当たり前の話ですが、ブログはお金をかけたから、どんなに良いホームページを作成したらからいきなり集客できるわけでもなければ、あなたの目的を達成できるわけではないのです。
これはあくまでも参考例ですが、0からブログを立ち上げて月間で1万人のアクセスがあるブログを作る場合、全くの初心者であれば最低でも半年~1年はかかるでしょう。
しかし、逆に継続していて正しい努力をしていれば誰でも達成できます。
また、ある程度のアクセスが集まった状態でさらに継続すれば月間で5万、10万人以上が訪れるブログサイトにもなる可能性を十分に秘めています。
しかし、これはすぐには無理なので、ブログ集客を行う場合は、あなた自身の我慢と諦めない姿勢にかかっていると言えるでしょう。
まとめ
本業もあって、なかなかブログを更新できないというお悩みをお持ちの社長や起業家は多いです。
しかし、その限られた時間のなかでブログ記事を書けるどうか、そして継続できるかがブログ集客の成否の鍵となります。
ただし、人によってブログ更新のペースも違えば、無理して更新する必要もありません。それで嫌になって諦めてしまうのは非常に勿体無いからです。
もし、あなたが成果を出したいであればユーザーにとって価値のあるブログ、記事数よりもまずは質にこだわって更新していきましょう。
きっと慣れてくれば、ブログを書くスピードも早くなり楽しくなってくるはずですよ。