自分の力一つでビジネスを立ち上げて軌道に乗せる。
これが一番理想ではありますが、ビジネスを立ち上げた当初からいきなり上手くいくとは限りません。
また、誰の力も借りずに自分の実力で成功を収めたら確かに理想ではあります。
しかし、自分だけの力ではなく、ビジネスにおいては他人の協力なしでは結局のところ上手くはいかないのです。
そこで、今回は実際に起業をして実体験で感じた私の視点から悩めるあなたに何か気づきになればと思い、今回は我流でビジネスをやることの危険性についてお伝えしていきます。
ビジネスで誰にも頼らずに我流で成功することは可能か
私も当初は、会社員から独立起業をして自分の実力で上手く軌道に乗せることが何よりも大事だと感じていました。
しかし、どうやらこの考えは身をもって間違っているということを痛感しました。
はじめに言っておくと誰にも頼らずに、自分の実力一つで成功することは不可能ではないと思います。
が、何かに突出したスキルを持っていたり、ビジネスセンスが高いなど…稼ぐ嗅覚みたいなのを持っている方というのが条件です。
そういう方であれば、十分可能だと思いますが、凡人だとまず我流で成功することは厳しいです。無理ではないけれど時間がかかります。
先人の知恵を借りろ
凡人だと我流でビジネスで成功することは厳しい。
再度誤解をして欲しくないので言いますが、無理だとは言っていません。
しかし、自分の実力だけに頼る。ましてや人に頼らないというの考えは捨てたほうが良いでしょう。
職種にもよりますが、起業すると次第に取引先が増え、自分だけではカバーできない業務や仕事など、他人の力なしでは仕事が出来ない場面がやっていきます。
そして、ビジネスの売上ステージ毎に常に社長は決断が迫られるのです。
そんななか、自分の経験や知恵だけではなく、先人の経験や知恵から学んだり他人の力を積極的に借りていくことが大事です。
売上が大きくなってくるほど扱うお金も大きくなる一方で横との取引先などとの連携がより大切になってくるからです。
既に成功している人から学べ
あなたが、凡人であり、最短最速で成功するには我流は捨てることです。自分の実力一つで成り上がってやると思ってはいけません。(その気持ちと情熱は大事だけど)
既に自分の業界または、似ている職種の上手くいっている社長や企業を分析したり、モデリングするなどして積極的に吸収しながら自社で取り入れていくべきです。
場合によっては本人に直接学んでも良いでしょう。
ただし、表面上をパクるのは厳禁。
あくまでも上手くいっているプロセスや過程から学び、それを生かせないのか考え実践していくのです。
表面上だけ真似をしてもそれは、上手くいっている商品やサービスの劣化版でしかありません。オリジナルは超えれないのです。
お金よりも価値のあるものとは
お金よりも価値のあるもの、それは時間です。時間だけはどうにも取り戻すことは出来ない。
徐々に実力をつけながら時間をかけて成果がでるのは、世の中で未だに素晴らしい風潮がありますが、あえて苦労をする必要はありません。
成果が出るまでには出来るだけ労力が少なく、時間がかからないほうが良いに決まっています。
そこで、他人の力を積極的に借りたり、自分の脳ミソだけではなく、他人の脳ミソを積極的に利用するのです。
だから上手くいっている社長ほど、コンサルタントや顧問を積極的につけているし、会計などはお金のスペシャリストをつけたりアドバイスをもらっているのです。
だから中小企業や小さな会社、零細企業、個人事業主であっても積極的に他人の脳ミソを起業当初から利用したほうが良いと思います。
多少コストはかかっても時間の短縮が出来ますし、あなたが得意じゃない部分も他人に任せて自分の得意分野に注力することが可能になるからです。
何度も言うように時間は有限であり、あえて時間をかけて何年も苦労をしながら成功を目指すという美徳は捨ててください。
1日でも1秒でも上手くいくために出来ることは何かを考え、その為に出来る行動を我々社長はしていくべきです。
まとめ
業種にもよりますが、何年も時間をかけて苦労をしながらビジネスで成功を目指す。
これはナンセンス。結果としてそうなってはしまっても、あえてそこを目指すことだけはやってはいけない。
そして、我流で上手くいくことが凄いという自分の欲とか我は捨てましょう。
僕は独立をしてから当初は気づかずにいました。でも、気づくことが出来てからクライアントや取引先が増えています。
個人的に言えば、自分の実力がないということを理解したのと、つまらない欲や我を捨てたことが良かったのかもしれません。なので、大したプライドもない。
今は、積極的に上手くいっている方から学んだり、自分よりもスキルを持っている方の力を借りています。
そのなかで、あなたにしかできない強みであったり、価値が必ずあるはずです。
その部分を徹底的に磨いていってください。
今回の記事では、ビジネスを我流でやる危険性についてお話しています。
詳しいプロフィールもあわせて読んで頂けると嬉しいです。