SEOだけではなく、有料のネット広告を活用してホームページ集客をしている方にとっては広告費用をいかに減らして効率的に集客・周知できたほうが良いですよね。
また、年々ネット広告の広告主は増えており、それに伴って広告費用も高騰しています。
そこで、今回はGoogleアドワーズ広告で1分で確認できて、すぐに広告を最適化できる方法についてお伝えしたいと思います。
リスティング広告代行会社等に頼らずに、自社や自分で広告を運用している方は特に参考にして頂ければと思います。
今回のお伝えする方法はGoogleアドワーズ広告の機能を活用した最適化案です。
Yahoo!プロモーション広告では出来ません。
Googleアドワーズ広告とは
https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/#?modal_active=none
Googleアドワーズ広告とはGoogleが提供している有料のネット広告サービスです。リスティング広告やPPC広告(Pay Per Click)とも言われております。
ネット広告ですので、有料で自社のホームページ等を掲載することになりますが、色々な機能がありそれらを上手く活用することで、効率的に狙っているターゲットに対して広告を周知することが可能になります。
今回はGoogleアドワーズ広告の機能の一部を紹介しますが、Yahoo!ではYahoo!プロモーション広告というものがあります。こちらも若干Googleアドワーズ広告とは機能は違うものの広告の仕組みとしては一緒です。
https://promotionalads.yahoo.co.jp/
Googleアドワーズ広告、Yahoo!プロモーション広告ともにネット広告を始めたい場合はアカウントを事前に開設する必要があります。開設自体は無料で出来ます。
ネット広告をこれから検討している方は是非チャレンジしてみてください。
リスティング広告のメリット
なんといっても、SEO対策とは違い、広告を出稿したその日から検索の目立つ上部にホームページを掲載することができます。
SEO対策だとホームページがキーワードで上位表示されるためには最低でも半年から1年、場合によっては競合等が強い場合は上位表示すら難しいことがありますが、リスティング広告であれば出稿して即日に上位に掲載することができます。
また、上記の図はキーワード広告ですが、新聞広告等とは異なり、リスティング広告であればターゲットとしているユーザーが検索するであろうキーワードのみを出稿をすることで、それ以外のキーワードでは広告を表示出来なくすることも可能です。これにより興味のないユーザーに対して広告を表示しないので、無駄な費用を使うことがありません。
他にもディスプレイ広告やリマーケティング広告等、広告の種類の機能は多彩にありますがここでは割愛します。
また、そのほかに以下のような細かい設定もできるのが魅力です。
●PCサイトのみ広告を表示させる、あるいはスマホサイトのみに広告を表示させる
●時間帯や曜日で広告を配信する日、配信しない日を設定したり制限する
●地域や商圏を絞っての配信
●1日の予算や月額での予算の上限を決めての配信設定
●広告文のローテーションや成果が出る広告のABテストなどが行える
上記はGoogleアドワーズ広告、Yahoo!プロモーション広告ともに設定可能です。また、最大の特徴として広告が表示されただけでは広告費用はかかりません。
ユーザーに広告がクリックされた場合のみ広告費用を支払う成果報酬額ですので、費用対効果は今までの広告に比べれば格段に良いといえます。
リスティング広告の注意点と知っておきたいこと
ただし、知識がない状態でリスティング広告をはじめた場合、費用対効果が悪くなりやすく上手くいかないといったケースが多いのも事実です。
また、出稿するキーワードは入札制なので、同業他社などが多く入札しているキーワードは1クリックあたりの費用が高騰しています。一般的なキーワードの1クリックの相場は80円から~250円程度ですが人気キーワードになると1クリック1000円や2000円を超えるものもあるので注意が必要です。
必ず予め入札金額を調べたり、広告運用に関してある程度知識を持った状態で運用することをお勧めします。
Googleアドワーズ広告で出来るネット広告の最適化機能とは
Googleアドワーズ広告を既に始めている方が対象ですが、Googleアドワーズ広告では現在運営している広告をより最低化する方法を容易に教えてくれる機能があります。
それは「広告の最適化」という機能です。
最適化機能までの手順
①まずは、Googleアドワーズ広告の管理画面にログインをして上部のメニューの「最適化」をクリックしましょう。
②最低化をクリックすると以下のような画面が表示され、既に自分で運営してきた広告のアカウントをもとに、Googleがより最適化な案を提案してくれます。
繰り返しお伝えしますが、実際に広告を運用していないと、Googleから提案の表示が出てこないので注意してください。
③実際に試しに中央にある「入札単価の引き下げによる提案」をクリックすると以下のような提案が出てきます。
④キーワードの部分キャプチャでは消していますが、実際に出稿しているキーワードの入札単価を下げることで、広告費用を削減しながらクリック数を増やすことが出来るという提案が確認できました。
ネット広告はいかに費用対効果良く、費用を抑えてクリック率を増やすことが大切なのでこちらの施策は有効です。その場合は、「適用」をクリックしましょう。これで最適化案通りの設定が可能になります。
必ずしも最適化機能で表示される案が正しいとは限りません。
最終的に判断するのは広告主ということを忘れないでください。
まとめ
Googleアドワーズ広告の機能の一つである「最適化」を活用すれば、既に運用しているネット広告のパフォーマンスをより上げる施策の提案やヒントを手に入れることが可能です。
ネット広告は広告を出稿してから放置するのは危険です。より広告運用のパフォーマンスを上げていくには、定期的な広告のキーワードの見直しや広告分の改善等やるべきことが運用後も沢山あります。
ただし、今回ご紹介した方法はまだまだ完璧な機能ではないのも事実です。必ず最適化に表示された提案を読んでから最適化するかしないか広告主で判断してください。
こういった機能を上手く活用することで、広告をより最適化することが可能になり、作業時間の短縮にもなるので覚えておいて損はないと思います。